引越し前に必ず新居の掃除と状態把握をしよう!
新居が決まり、無事に契約が済んで鍵をもらった!ほとんどの方は引越し日当日まで新居に訪れることはないと思います。
しかし、余裕があるなら「新居の掃除と状態の把握」をしておきましょう。
これはいつか来る退去時の敷金トラブルを避ける大事なポイントです。
まずは掃除!
ほとんどのマンション・アパートはクリーニング会社に依頼して徹底的に清掃します。しかし前住人が退去してからしばらく経つと、どうしてもホコリや汚れが出てくるもの。
雑巾やモップなどで床や収納スペースを掃除しましょう。
気持ち良く新生活がスタートできますし、床などのキズにいち早く気づけます。
新居にキズがあったら?
掃除をするときに、キズや極端な汚れを発見したら適切な対処ができるように用意しておきましょう。
自分たちがつけたキズじゃないのに、退去時に敷金を差し引かれてしまう可能性が高いです。
賃貸マンションは次の入居者のために敷金から不具合を修繕します。
これを「原状回復」といいます。
経年劣化、あるいは自然損耗として扱われれば敷金から精算する必要はありません。
これらは普通に生活する中で発生するキズや汚れですね。
しかし新居の状態から存在するキズや汚れだと、おそらく目立つものでしょうから経年劣化とは認められない可能性も…。
実際、よくある敷金トラブルの原因になっています。
対策
まずは携帯電話やデジカメなどで写真を撮影しておきましょう。
自分でデータを保管することが大切です。
そして不動産業者にすぐ連絡を。要するに、退去時に指摘されても「自分の責任ではない」と証明できるように準備することが大切です。
注意したいチェックポイント
最後に入居前に念入りに確認しておきたいポイントを紹介します。
床と壁
キズや汚れはもちろん、案外見逃しがちなのが「剥がれ」です。
拭き掃除をしていれば「あれ?なんか浮いてる感じがするなぁ」と気づきやすいです。もちろん収納の床と壁も確認を。
水回り
排水がきちんとできるか、カビなどの臭いはないかを確認しておきましょう。
建具
ドア、サッシ、襖…と動かせるものは全部チェックしておきましょう。スムーズに動くか、隙間はないか、傾きはないか、など。
もしもこれらのチェックで、不具合かな?と思ったらすぐに不動産業者に電話しましょう。
荷物の搬入前なら対処しやすいですし、すぐに修繕してもらえることも。