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賃貸契約を交わすまでの重要事項説明・実は文字通り重要なポイントが

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重要事項説明とは

賃貸探しをしてめぼしい物件を見つけた、申し込んだところ入居審査もクリアした、となれば次はいよいよ賃貸契約になります。賃貸契約書に実際にサインする前に、重要事項説明というものが行われます。重要事項説明は誰がやっても良いものではなく、宅建取引主任者の資格を持った人が説明しなければならないルールになっています。

重要事項説明とは、「今回このような条件で契約しますがよろしいですか?」という最終確認をさします。重要事項説明ですが、大きく対象となる物件に関する説明と取引内容に関する説明に分類されています。

重要事項の説明があって、貸す側と借りる側双方に異議がなければ、賃貸契約書にサインする流れになります。いったん契約書にサインしてしまうと、後になって「そんな話は聞いていない」といったところであとの祭りです。ですから重要事項説明の内容は、しっかり聞くことが大事です。もしそれまでに不動産会社の担当者から聞かされていた話と異なる内容があれば、質問して納得いく説明を求めることが重要です。

重要事項説明で確認すべきこと

では具体的に重要事項説明で、どのようなことに注意を払えばいいでしょうか?人や物件によって多少の違いはあるかもしれませんが、少なくても以下の3つのポイントは納得いくまで説明を求めるように心がけましょう。

1つ目は、家賃をはじめとした費用の問題です。家賃や敷金、礼金などが当初聞いていた話と違うという場合にはきちんと説明を求めることです。また今まで聞かされていなかった名目の費用がついている場合も、どうなっているのか納得できる説明をしてもらいましょう。

2つ目は契約方式と契約期間についてです。契約方式ですが、定期借家契約や普通借家契約があります。定期借家契約の場合、その期間が満期を迎えるといえから出ていくという可能性も出てきます。また契約期間がいつからなのかも確認することです。家賃の発生日がこちらの想定していたものと違うと、余計な賃料を支払う羽目になりかねないからです。

最後のポイントは、賃貸にどのような設備がついているかです。すでに物件についている設備に関しては故障した場合、大家さんが修理代金を負担することになるでしょう。また付いていない設備で自分が必要とするものがあれば、取り付けることは可能かを確認しましょう。

特約をチェックすること


賃貸の退去時に、敷金の返還をめぐってトラブルの起きることはままあります。入居者には退去時に入居する前の部屋の状態に原状回復する義務があります。しかし普通に暮らしていれば経年劣化をはじめとして、どうしても汚れや色あせなどは生じてくるものです。本来このような不可抗力による汚れ・色あせなどに関しては、大家さんが原状回復の費用を負担します。これは国土交通省の作成したガイドラインでも明記されていることです。

しかし中にはこのガイドラインを超えるような原状回復費用の負担を入居者に求めるために、重要事項説明の中に特約を設けるケースも結構あります。たとえば「退去時のハウスクリーニング代は敷金から補てんするものとする」などと書かれているケースも見られます。このような内容だと、ハウスクリーニングをすれば経年劣化に関係なくすべて入居者の負担とされかねないのです。特約にどのような内容が書かれているかはしっかり確認しておいた方がいいです。

しかし重要事項説明ですが、専門用語も多数含まれているため、その場で素人が理解するのは難しいでしょう。そこで契約日前に不動産会社のスタッフにお願いして、重要事項説明書を入手しておきましょう。そして内容をしっかり読み込んで、話と違うもの・よくわからない所をピックアップして、契約当日に説明を求めるのがおすすめです。



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