老後・セカンドライフ

バリアフリーのためにマンションはどの程度までリフォームできる?

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判断するための2つのポイントとは?

高齢化社会といわれてひさしくなりますが、老後の生活をどこで過ごすかはとても重要な問題です。今まではエレベーターのない集合住宅で不便を感じませんでしたが、徐々に階段を上り下りするのがおっくうになります。

雨の降った日に階段を踏み外して足をくじいたり、ひやっとした経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。同じマンションの1階に引っ越すという選択肢もあります。今のマンションをリフォームしてバリアフリーにしたくてもどの程度までバリアフリーにできるのだろうかと考えることが大切です。ではどのように判断すればいいでしょうか?これから2つのポイントにしぼって考えてみましょう。

マンションの建築構造は「ラーメン構造」か?

最初に判断しなければいけないことは、現在住んでいるマンション、またはこれから買おうと考えているマンションの構造に注意を向けることです。現在のマンションの構造は主に2つの種類にわかれています。一つは「壁式構造」、もう一つは「ラーメン構造」です。

この構造がリフォームをする際に大きな分かれ目になります。介護をするときに、一番厄介なのが通路や介護をする時のスペース造りです。「ラーメン構造」は、柱と梁で建物の強度が保たれているため、部屋の中のリフォームの幅が広くなります。車いすの利用を想定する時、できるだけトイレや廊下などのスペースを十分に確保することができます。現在のお住まいが「ラーメン構造」がカギになります。では次に考えるべきポイントは何でしょうか?

共用部分はどこまでバリアフリーになっているか?

マンションによって改修できる範囲は異なります。分譲マンションでも、建物の壁、窓やサッシ部分、玄関の扉は個人では改修できないと決められていることもあります。

バリアフリーの例として取り上げられる部分に玄関のドアがあります。どれほどマンションの中をバリアフリーにしても肝心の玄関のところが改修できず、毎日の出入りが苦労するならバリアフリーの意味が半減してしまいます。さらに、気候の悪い時に年配の方にとって出入りしやすいだろうかと判断することができます。

梅雨など雨が降り続くときに、お年寄りの家族が雨に濡れるのが心配です。車から直接雨に濡れないでマンションに入ることができるか確認しておくことも大切です。

簡単でしたが2つの判断ポイントを見ました。ラーメン構造のマンションはバリアフリーのためにある程度の余裕があります。また共用部分はどこまでバリアフリーになっているか、またはこれからなるであろうか確認することができます。そしてもちろんこれがポイントのすべてではありません。

水回りの変更がどこまでできるのか、あるいは許可されているのかを確かめることができます。老後の生活で介護などの必要な状況は常に変化していきます。それに加えて現在のマンションが、どこまでバリアフリーにできるのか、他の方法でカバーできるのかできないのかによって、住み続けるべきか新たなマンションを探すかの判断の基準になります。

それで現在の状況だけに目を向けるのではなく、先を見越して判断することが大切ですね。



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