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要介護認定の審査判定は2段階で行われる

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要介護度を認定する審査委員会

要介護認定の申請を行うと、訪問調査員とか認定調査員と呼ばれる人が自宅にやってきて申請者の状態などの調査を実施します。原則として申請があった時から1週間以内にこの調査が行われます。

そしてその調査の結果に基づき、要介護度をどうするかという審査が実施されます。要介護度の判断をするのは、介護認定審査委員会と呼ばれるところで行います。

介護認定審査委員会ですが、保健や医療、福祉の専門家たちが集まって最終的な審査判定を決めます。5段階の要介護、2段階の要支援、介護サービスの必要のない自立の8段階のいずれにするかを判断します。

要介護度の審査判定ですが、1次判定と2次判定という2段階で結論を出していきます。認定調査の内容や主治医の意見書、訪問調査員による日常の困りごとをはじめとした特記事項などを基準として判断をします。

要介護度認定の1次判定

先ほども紹介したように、要介護認定の申請を出すと訪問調査員と呼ばれる人たちが申請者の家庭を訪問します。その中で、心身の状態や医療ケアの必要性について聞き取り調査を実施します。また必要に応じて、日常生活動作などのチェックも実施されます。

訪問調査の中では、基本動作や起居動作機能、生活機能などについてチェックがなされます。その他には記憶力や意思疎通を問題なく行えるかもチェックします。高齢者になると、認知症のリスクも高まるため、認知症の兆候が出ていないかどうか確認をします。

さらに社会生活に適応できているか、社会的な行動が問題なく行えているかも判断されます。そして何か疾患があって、特別な医療を必要としていないかどうかなども見ていきます。このように多様な観点から調査が実施されます。

これら訪問調査員が判定した内容ですが、調査票と呼ばれる文書にまとめられます。ちなみに調査票には特定の項目がいろいろとあるのですが、調査をした結果、その項目どれにも記載できないことも出てくるでしょう。

その場合には特記事項として、別に記録されます。1次判定ですが、比較的スムーズに出てくるはずです。というのもコンピューター処理で判定されるからです。

2次判定

1次判定が出ただけでは、要介護認定は出ません。最終的な判断をするために、2次判定が行われます。

1次判定ではコンピューターの判断が採用されますが、2次判定は人間が結論を出します。介護認定委員会という保険や医療、福祉の専門家5名で構成された場で最終的な結論が出されます。

結論を出すにあたって、1位判定の結果や主治医の意見書、先ほど紹介した調査票における特記事項が判断材料になります。そして介護にかかる手間や認知症の度合いに応じて、自立から要介護5までの8段階のいずれかに振り分けていきます。

介護の手間とは?

要介護認定を出すにあたっての介護にかかる手間ですが、いくつか基準があります。まずは基本動作や起居動作機能がどの程度保たれているかです。その他には生活介助がどの程度必要かも判断基準となります。

入浴や排せつ食事などの直接介助から洗濯や掃除などの家事援助の間接介助まで含まれます。また高齢者の中には、機能訓練が必要な人も見られます。歩行訓練や日常生活訓練がどの程度必要かも考慮されます。

さらに高齢者の場合、認知症を発症している可能性もあります。徘徊で探さないといけないとか、不潔な行為をした場合の後始末などの手間も考慮されます。

このように総合的に見て、どの介護度が適切なのかを専門家が判断します。介護認定審査委員会が最終的な結論を出すのは、要介護認定の申請をしてから1か月後くらいが目安になると思ってください。



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