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賃貸物件を選ぶ際に考慮する通勤時間で見落としがちなこと

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「電車・徒歩で何分」以外に考慮すること

賃貸物件を選ぶ際には条件のひとつとして通勤時間が大きなウェイトを占めているかと思います。
まあ、人によっては何時間かかってもいいという場合もあるでしょう。そうなれば地方都市に住んで、新幹線で通勤してもいいかもしれません。

でもこれは普通ではありませんよね。家族がいるならばともかく、独身などではちょっと大変です。

通勤時間は一般的には最寄り駅から仕事場の駅まで何分かかるか、そして、自宅から最寄り駅まで何分かかるかなどが目安になるでしょう。

しかし、実際にはデータとして出ている数字だけでは不十分です。
可能であれば、契約をする前にその物件から最寄り駅まで行き、そこから会社のある駅まで行ってみるべきです。

データ上では仮に徒歩10分としても、国道などの交通量が多くて危ないルートだとそのうちそこを通りたくなくなるかもしれません。
また、雨や雪などでもっと時間がかかったり、そのルートを通れなくなることもあるでしょう。

自転車で行くにしても、駐輪場が駅から遠い、近くても高い、盗難などが発生しやすいなどの理由で不便を強いられる場合もあります。
路線バスがあればそれもいいですが、通勤時間に混むかもしれません。
徒歩でもそうですが、坂の多い地域だと自転車もかなりきついでしょう。

最近は都内などではほとんどないですが、屋根のない駅などだと雪や雨のときは大変ですよね。豪雨などで土砂崩れがあって電車が走れないなんてことも出てくるかもしれません。

こういった様々なシチュエーションを考えることが、通勤時間で検討する際には大切です。

数字では見えないいろいろなこともあるので、実際に歩いて見なければわかりません。
それを知らずに住んでしまい、なんらかしらのトラブルが起こっているとストレスになります。
いくら些細なことでも、イライラは長く住めば住むほど大きなストレスになるものです。そういった点も考慮していきましょう。

タイムイズマネーであることを念頭に置く

経営者には機会損失といった、物事を選ぶ際にAとBのどちらを取るか、その際にどういった損や利益が出てくるのかを瞬時に判断する能力や経験が必要です。
大袈裟かもしれませんが、賃貸物件選びの中で通勤時間を考えるときにもそれは大切になってきます。

単純に言えば、タイムイズマネーということです。

例えば、通勤時間が2時間かかる物件に入居したとします。その家賃は5万円でした。この場合、毎日の往復が4時間になってしまいます。
仮にフリーターとして時給1000円で働いていたとします。
もし通勤時間が半分の1時間の物件にいたとしたら、毎日2時間の差が出てきますね。時給に換算して2000円分。1ヶ月に25日働いていれば、実に5万円の差が出てきます。家賃1ヶ月分の違いです。

こうなると通勤1時間圏内で10万円の物件を借りても同じことになりますよね。家賃だけ安いかどうかを見るのもナンセンスというわけです。

もちろん、都心に近いほどに家賃は高いですから、そのあたりは折り合いをつけなければいけませんが、通勤時間とのバランスもしっかり考慮したいところなわけです。
一般的な会社員でも、通勤時間を短くして電車の中ではできない仕事を1時間でも2時間でも多くこなすことで、遠いところに住んでいる人よりもチャンスを多く掴んでいけば、より昇給する可能性だって高まるわけです。

通勤時間。これには見えないコストがかかりますし、見えないチャンスを失っている可能性もあるのです。数字だけで判断して、安易に考えないようにしましょう。



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