賃貸

賃貸物件に入居する際にかかってしまう敷金のカラクリ

更新日:

返ってくる初期費用のことで、関東の呼び方

賃貸物件に入居する際には家賃を払うだけではだめで、初期費用としていろいろとお金がかかってきます。
それはよく賃貸物件を借りるときに目にする敷金、礼金というものです。
ほかに仲介手数料などがかかってきます。

この契約時にかかる初期費用は戻ってくるお金と、戻ってこないものに分かれます。ここで紹介する敷金は戻ってくるお金です。

ちなみに、敷金というのは関東方面での一般的な呼び方で、関西方面では保証金と呼ぶようです。ここでは敷金とさせてもらいますね。

この敷金の目的ですが、これは家賃の滞納が発生したときの保険としての側面と、退去するとき、つまり引っ越すときに部屋の一部が破損していたりした場合に修理が必要で、そのときの費用として活用されます。

オーナーも管理会社もどんな人物が部屋を借りるのかまではわかりません。
仕事が不安定で収入がなく、家賃が滞りやすい人もいるでしょうし、気性が荒くて部屋をすぐに壊す人もいます。

オーナーは物件の持ち主であり、その建物に愛着もあれば、それから収入を得ているわけですので、なにかあったときの保険として敷金を設定しているのです。

この敷金は大体家賃の2~3ヶ月分程度に設定されていることが多いです。
修理などでかかる費用を差し引いて、引っ越しの際に返還されるので安心してください。

昨今流行の敷金礼金ゼロは実はかなり地雷?

最近では敷金礼金ゼロという物件が出てきています。
初期費用は大体家賃5ヶ月分を見るのが一般的なので、例えば10万円の物件なら、最初に50万円も用意しなければらないわけです。

これはかなり厳しいですよね。
中には資金不足で部屋を借りられないという人もいるかもしれません。

そういった人のために敷金礼金ゼロという賃貸物件が登場しているようです。

しかし、一概にこれがいい物件だとは限らないので気をつけたいです。
というのは、先ほども述べたように、オーナーは賃借人がどんな人物かわからないし、ボランティアでやっているわけではないので、保険として敷金を設定しているのです。
それをいらないというと、ありえることとしては、その物件自体になにか問題があるという可能性です。

これはあくまで可能性の話で、優良物件もなかにはあるかとは思いますが。

まず、一番にあり得るのが不人気物件であることです。
なんらかしらの理由で不人気のため、なんとか入居者を入れたいという思いがあるかもしれません。賃貸物件は空き部屋が多いと儲けどころか損失が膨らむので、できるだけ入居率を高めたいのです。
立地の問題やなんらかの原因があるかもしれません。

ほかには、地域問題や住民の問題です。
これも不人気の理由のひとつになるのですが、治安が極端に悪いとか、隣人となる物件の住民の素性などにやや問題があるなどです。

それから、敷金は設定していないが、入居時に様々な名目で費用を加算されることもあります。クリーニング代、ドアノブの交換、エアコンの掃除など様々な理由をつけてくるかもしれません。
これはつまり、敷金と呼ばないだけで実質的には敷金で、しかも返還されることはないものです。
逆に、入居時ではなく退去時に高額を請求されることもあるかもしれません。敷金を払っていてもいずれ修繕費は取られるのですが、敷金ゼロの場合はそれが高額になるのです。

さらに、家賃がそもそも相場より高いというケースもあります。
せいぜい5万円程度なのに10万円にしていたら、それだけで大儲けですからね。多少良心が働いたのか、それとも敷金礼金ゼロにして賃借人を集めているのかですね。
というわけで、敷金は少ない方がいいに決まってますが、逆にゼロは要注意です。



-賃貸

Copyright© イエマニア , 2018 All Rights Reserved.