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不動産オークション 日本でやってるの?

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不動産がなかなか売れないというときに、ある人は不動産オークションサイトなどで家を売れないだろうかと思うかもしれません。オークションなら多くの人に自分の不動産を見てもらい、価格を競ってもらえるので自然と値が上がるのではないかと期待するわけです。

外国では不動産オークションは気軽になされているようです。ですが日本では独特の事情があり不動産オークションは開催されてはいますが、現在下火であるという状況です。どうして日本では不動産オークションがあまり活用されないのでしょうか?

アメリカの不動産オークション

アメリカではTrustee Saleという裁判所の前でドンドンと不動産がオークションにかけられていく制度があります。一般の方でもポケットにたくさんのお金を入れて、ほしい不動産をその場でキャッシュで買っていくことができます。まるで果物を購入するかのように即金で不動産を買うのです。

さらにオークション業者というのも存在し、いい物件が見つかるとあらかじめ不動産を購入したい人に電話をかけ、興味がある人は現場集合。その場でがやがやと内覧して「わたしはいくらで買う」とすぐに現場で競りがなされます。その場で即決し、現金をキャッシュで払って権利書をもらい終わりというものです。

アメリカの不動産オークションはこういった仕組みのシンプルさゆえに今でも不動産購入の主な手段の一つとなっています。売り手も早く不動産を処理できますし、オークションなら買い手も納得の価格で購入できるというわけです。

日本の不動産オークション

日本でも不動産オークションが開かれていました。マザーズオークションというものです。しかし全く盛り上がらないまま不動産オークションは閉鎖されてしまいました。なぜ日本の不動産オークションはうまくいかないのでしょうか?3つの要因があるようです。

  1. 最低落札価格が高すぎた
  2. 仲介手数料を取られるのが納得いかなかった
  3. 契約に時間が掛かった
最低落札価格の問題

相場が2000万という不動産をオークションに出した時に、最低落札価格が2000万円だと誰が見向きするでしょうか。売り手としてはオークションでも最低限の利益を確保したいために最低落札価格を市場相場に合わせます。

その上に競ってくれて値が上がればいいと思ったわけです。でも買い手としてはオークションですから通常で買うよりお買い得感がある不動産物件を探したいと思います。なのに全く割安感がないがないわけですから、入札しようという気さえ起きません。

こうしてオークションのやり取りそのもの起こらないという事態になりました。外国は土地が広く、いらない不動産はドンドン叩きうるという考え方なので最低落札価格は低く設定されておりわずか100ドルで購入できることさえあるほどです。

仲介手数料の問題

日本において不動産オークションを開催するのは不動産会社です。彼らがオークションを開催する目的は手数料を得ることです。

オークションというのは売り手と買い手が直接やり取りし、中間マージンを省略することによって双方お買い得感が出るのが醍醐味なのですが、不動産オークションというのは仮に売買契約が成立した場合、売り手も買い手もオークションを開催した不動産会社に手数料を支払わなくてはいけません。

仲介手数料は売買価格の3%+6万円もしますから、売り手も買い手もオークションでの費用削減のうまみがないのです。外国にも手数料が発生する場合もありますが、日本ほど高くはありません。

契約までの時間の問題

オークションで仮に契約が決まった場合、外国のように「即金を渡して。ハイ!終わり」とはなりません。トラブルを事前に防ぐのが日本の国情。オークションを開催し手数料をもらう不動産会社は、売り手買い手双方が売買価格が合意となると、売買契約前に法務局や区役所に出向き、登記や税金関係の書類を全て揃えないといけません。

1ヶ月ほどして本契約の用意が整ったときには、売り手と買い手のどちらかが心変わりして結局本契約とはなりません。不動産会社は無駄骨を折るケースが多々見られ、効率の悪いオークションは人気を博さなかったのです。

今後も進まないであろう不動産オークション

上記のように売り手・買い手・不動産会社のいずれもうまみの少ないのが日本の不動産オークションの実態です。この島国日本においては一つ一つの不動産の価値がとても高いので、簡単売買が売りのオークションという方式は向かないのかもしれません。

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