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色分けは全体のバランスが決め手

   

近所を歩いていると、思わず足を止めて見たくなる「素敵なおうち」がありますよね。

さあ、うちもいよいよマイホームをと考えている方ならなおさら、いろんな家を観察して参考にしたくなるものです。多くの人が見て心地よい「素敵なおうち」と感じられるのには理由があります。それは、全体の色の調和がとれていることです。

具体的には色の配色がきちんと計算されているのです。
では、色の塗り分けはどのように決めていけばよいのでしょうか。どこをどのように塗り分ければ全体の調和がとれるのでしょうか。こうしたことをよく理解してれば、見て心地の良い、「素敵なマイホーム」に仕上げることができるでしょう。

外壁塗装の塗り分けとは

外壁塗装の塗り分けを考える時に重要なのが、外壁の色を一色にするのか、二色にするのかという点です。
外壁の色が一色の場合は、主には窓のサッシの色と外壁の色の二色で全体の調和がとりやすい反面単調になりやすいという欠点があります。

それで、最近増えてきたのが二色のいわゆるツートンカラーと呼ばれる外壁塗装です。この場合は色の塗り分けが特に大切になります。外壁が二色なのに加えてサッシの色を考慮に入れる必要もあるでしょう。

ツートンカラーの場合は次のような塗り分けとなります。「ベースカラー」、「アソートカラー」、「アクセントカラー」などの二種類か三種類の色に分けられます。

  • 「ベースカラー」とは全体の50~75%を占める一番広い面積の色のこと
  • 「アソートカラー」とは全体の20~50%の面積を占める色
  • 「アクセントカラー」は全体の5~10%ほどを占める差し色、比較的濃い色を使い全体が引き締める効果がある

内装でいうと、壁紙が「ベースカラー」、カーテンが「アソートカラー」、クッションなどが「アクセントカラー」のようなものですね。

塗り分ける場所を決める

塗り分ける場所を決める際、窓のサッシや屋根、玄関の扉の色もそれぞれ確認しておく必要があります。
一般に「ベースカラー」は広い面積を占める二階から屋根までや、家の設計によっては玄関部分以外の広い場所に使われます。それ以外の一階部分、もしくは玄関部分などの比較的狭い部分に「アソートカラー」が使われます。

「アクセントカラー」は、「ベースカラー」と「アソートカラー」の境目にラインを引いて用いる、玄関そのものや、窓のサッシの色をそのまま使うこともあります。

塗り分ける色を決める

塗り分ける場所を決めたら、次は色を決めていきます。まず自分の家の周りを観察します。周りの家や環境と調和する雰囲気の色を選ぶとよいでしょう。そして全体の色調を決めます。

一般的な色調には、ブラウン系、グレー系、クリーム系、オレンジ系などがあります。ツートンカラーの外壁は、色が二種類もしくは三種類あるといっても、全く別の色彩の色が選ばれるのではありません。調和のとりやすい、同系色の中から色が選ばれます。

例えば、「ベースカラー」がクリーム色なら、「アソートカラー」はクリーム色の少し濃くしたような色、もしくは同じような薄さの薄水色などの全体に調和する色です。ですから、まず全体の色調、明るさを決めたうえで具体的な色を決める必要があるのです。

ずっときれいな色を選ぶ

言うまでもないことですが、真っ白、真っ黒は汚れが目立つため美しさを保つことができません。また原色系は数年たつと色があせてしまうため古びて見えてしまいます。

それで、色を選ぶときは、ブラウン系や、クリーム系などの淡い色、もしくは中間色を選ぶとずっときれいな色を保つことができるでしょう。一般的に面積が大きい「ベースカラー」は薄い色が選ばれます。そして比較的面積の少ない「アソートカラー」は「ベースカラー」の同系色、または同彩度の少し濃い目の色が選ばれます。

カラーサンプルを使う時の注意点

塗り分ける場所、建物全体の雰囲気、色調、彩度などが決まったら、具体的に色を決めていきます。
カラーサンプルを見ながら決める時、注意したいのが大きな面積になると印象が違って見えるという点です。色見本で濃く見えていた色が、実際に大きな面積になると薄く見えたり、色見本より明るくまたは鮮やかに見えたりします。

一般に、明るい色は広い面積になるとより明るく、暗い色はより暗く見えます。また、室内で見るのと太陽光のもとでカラーサンプルを見るのでも大きな違いがあります。当然外壁は太陽光にさらされることになるので、太陽光のもとで色を決めることをおすすめします。

このように好みの色をカラーサンプルで選んだなら、業者にその色を使って塗装した家に実際に連れて行ってもらいましょう。そうするなら、より実物に近い色をイメージすることができるでしょう。

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