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塗装職人に大切な鉢を割られた! えっ怒るだけ無駄って本当?

   

外壁塗装工事は家の周りに、足場を組んで塗装をするというものです。
塗装工事のよくあるトラブルの1つに庭先においてあった植木鉢が壊されたというものがあります。

とくに思い入れのあった鉢が壊されると、憤慨したくなるかもしれません。
植木鉢が割られたことで塗装業者に怒るのは当然ではありますが、実は怒るだけ無駄なことでもあるようです。どうすれば穏便に解決することができるのでしょうか?

塗装工事のときの植木鉢誰が片付ける?

塗装工事のときに庭先にある植木鉢は、塗装工事の人が安全な場所に移動させるのが当然と思っている人がいますが、そうではありません。
外壁塗装の工事契約を結んだときに、植木鉢の移動は契約には入っていないはずです。

つまり、植木鉢の移動というのは業者からすると余分の仕事でしかないのです。
塗装工事が始まると分かっているのであれば、大切な植木鉢は家の中にシートを引いてその中に並べておく等の処置を自分で行なうのが基本です。このことを踏まえたうえで、もしも庭先においていた植木鉢を割られたならどう対処すればいいのか見て行きましょう。

業者にどう苦情を述べる?

家の人が鉢を片付けるのが基本だとは言っても、やはり工事人が鉢を割ったのであれば、塗装業者は責任を負わなくてはいけません。
ですが、家の人は本来は自分が片付けていれば避けうる問題で、業者の仕事を増やした上で起きた問題でもあるので、上から目線で怒鳴りつけるのは賢明な方法ではありません。

上から頭ごなしで怒ると、やはり人間ですから感情には感情で反応されます。

「そう言われても、本来植木鉢など割れやすいものは家の方のほうで安全な場所に移動していただかないと。植木鉢の移動は契約に入ってないので」と業務的に反応され、受けられる補償も受けられません。

むしろ冷静に鉢が割れていることを現場の人に言うほうが効果的に賠償してもらえるようです。「あのう、現場監督の方ですか?工事中に鉢が割られてしまったようなんですけど、保険の適用などできますでしょうか?」と温厚に述べるほうが、通常はよい結果を引き出せます

保険の適用と述べることで、謝罪だけでなく実際的な補償を望んでいるということが伝わるでしょう。たいていの場合は「それは申し訳ありません。割れた植木鉢は当方で弁償いたします」となるでしょう。

そこで覚えておく必要があるのは、割れた植木鉢の価値です。

割れた植木鉢の実際の価値はどれくらい?

10年前に1万円で購入して大切に使っていた鉢を割られてしまったとします。いくらの賠償を受けることが筋だと思いますか?
家の人からすると1万円の補償を受けたい、思い入れがある分もっと補償してほしいくらいだと思うかもしれません。しかし実際にはそんな価値はありません。中古車の例をとって考えるとわかりやすいでしょう。

もらい事故で自分が乗っていた中古車が使用不能になるケースです。
相手方保険会社から車両保険で同じ車を補償してほしいと思いますが、保険会社の見積もりは何と「あなたの乗っておられた中古車はすでに年数が立っており、車両価値が0のため、車両保険は受けられません」という返答になります。

もちろん事故を起こされたほうは怒り心頭です。
結局はもめれば新品時の価格ではなく、同じ車を中古で同じものを購入したときの価格が補償されるでしょう。新車時の価値の1/10ほどの価値かもしれません。

同じように新品のときに1万円で買った植木鉢であっても10年後の価値はどれほどでしょうか?
一度誰かが使ったことがある植木鉢は1000円ほどの価値しかないかもしれません。思い入れがあるかもしれませんが、社会的に見るとすでに使用済みの中古の植木鉢であることはことには変わりないのです。

現場監督なりが「これお詫びです」と言って2000円ほど包むなら、それで良いと思ったほうがいいでしょう。

割られたこと業者が否定するなら?

怒って苦情を述べると、よく業者がする反応は「失礼ですが、もともと割れていたということはないでしょうか?」というものです。
「ちょっと工事人集めて聞いてみます」と言って「工事人も、もともと割れていたと言っていますので…」と言うかも知れません。業者というのは人を見て対応を決めます。

感情的に苦情を述べる人はクレーマーかもしれないと思い、業務的な対応となるのです。どうなりますか?
工事前に割れていなかったという証拠写真でもない限り、業者が割ったと証明するのは難しいでしょう。「業者に割っていないと言われればそれまで」という世界なのです。

外壁塗装前は庭先を片付けておこう

少し時間は取られますが、庭や玄関先にある鉢や花壇はあらかじめ家の中に入れておくのが最も無難です。

工事人は作業がしやすいですし、わたしたちとしても大切な植木鉢を割られずに済みます
。そもそも庭先に鉢などが置いてあったら、割らないように…ペンキが付かないように…と注意を払うことが増えて仕事に集中できません。高いお金を出して塗装をするわけですから、庭先をきれいにして、職人たちが思う存分腕を奮える環境を作るほうがよいでしょう。

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