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塗装工事中の破損や汚れの事故 だれに責任負わせますか?

   

塗装業界で働いていると良くわかることですが、何の失敗もなしに塗装業を続けることはありません。

塗装している家のものを破損させたり、塗装面以外のものを汚してしまうことはよくあります。塗装しているお宅のものだけでなく、ご近所まで影響が及ぶこともあるでしょう。
もちろん塗装をしてもらう側、近所で塗装が行なわれる側としたら、高いお金を払っているのだからノー事故、ノートラブルでやってほしいものですが、塗装工事中の器物の破損や思わぬ汚れの被害を受けることはあるかもしれません。

そんなときに誰にどのように責任を取ってもらえばよいのでしょうか?

どんな作業中に事故が発生するのか?

塗装工事というのは建設業の中でも最も破損・汚れ事故が起きやすいようです。それには足場組み・高圧洗浄・塗装という3つの作業が関係しています。外壁塗装は通常外壁の周りのものをすべて移動することからはじめます。それだけでなくそこに足場を組んでいくのです。

塗装業者も足場業者も、細心の注意を払いますが、やはり壁に傷を入れてしまったり、庭先においてあるものを破損させることがあることでしょう。敷地に余裕がなく足場が近隣の庭にまではみ出ることもあります。

もちろん近隣の家にあいさつをして、承諾も得て足場を組むのですが、細心の注意を払っていても物を破損させることはあるでしょう。続いて高圧洗浄のは壁に勢いよく水を吹きかけないと壁の汚れは落ちません。高圧水を受けた壁の汚れた水は四方八方に飛び散ることになります。

隣の家まで汚れた水が飛び散ることもあるでしょう。もちろんメッシュシートなどをして被害がないように注意しますが、水はあるゆる角度に飛んでいきますし、壁と一緒に屋根も塗装するときは洗浄水が外にはねるのを防ぐことはできません。さらにたちが悪いのは塗料が車などについてしまうことでしょう。

作業員は細心の注意を払っていても、昼休みや作業後に乾ききっていないペンキが付いた手袋がお客様の私物に当たってしまうこともあるようです。

注意していても防ぎきれない塗装の問題の原因は?

建設業というのは工務店が仕事を受けて、近所へのあいさつ回りなどをして、あと作業そのものは下請けの塗装会社が行なうパターンがほとんどです。
下請けの塗装会社には腕の立つ職人もいますが、社会人としてのモラルが整っていない若者がいるのも否めません。

塗装作業さえ行なえばいいという態度で、家のモノを破損させないとか汚れをつけない配慮が欠ける場合がどうしてもあるようです。

もしも破損させられたり汚れをつけられた場合はどこに責任を求める?

塗装の汚れが付いてしまったり、塗装作業中に何かを壊されてしまったらどこに責任を求めると良いでしょうか?
問題のある職人ですか?そこの現場監督ですか?元請けの工務店業者ですから?それとも国民生活消費者センターでしょうか?

まず問題を起こした職人さんに直接言うのはどうでしょうか?
その失敗を反省しているようで許すつもりなら、「誰でもミスはあるし、でもあなたも会社の立場があるだろうから、他の現場では気をつけなさい」と本人を正すだけでもよいかもしれません。しかししっかりとした謝罪や賠償が必要なら、単なる雇われ職人に言っても意味がありません。

現場監督に言うのはどうですか?
現場の監督も結局は下請け業者の職人です。現場監督は問題のあった職人を注意してくれるでしょうが、賠償などはしてくれないでしょう。

最もよいのは塗装工事を請けた元請けの工務店に苦情を述べることです。
元請け工務店というのは比較的現場に入る下請け業者よりもお客さんのことを考えた対応がなされます。下請け業者を厳罰するだけでなく、汚れた箇所の修復や壊れたものの賠償を行なってくるでしょう。

では問題を国民生活消費者センターに述べるのはどうですか?
これは元請け工務店に言ってもまったく相手にされない、なおかつ甚大な被害を受けて必ず賠償が必要などという場合を除き、できるだけ利用しないほうが良いでしょう。

なぜなら、お客側が思っている以上に、会社としてのダメージが大きすぎるからです。国民生活センターに上げられた苦情というのは会社ごとに累積され、苦情数が一定数に達すると業務執行停止命令が下ることがあります。その工務店に勤める大勢の社員や職人は職を失い甚大な被害を被ります。

まとめ

もちろん外壁塗装で何もおきないのが良いですが、塗装中に何かが汚れた、壊れたというのは残念ながらありうることです。運悪く自分の家で起きてしまった場合は、まずは謝罪すれば許してあげることを考えましょう。

補償が必要なら元請けの工務店に苦情を挙げるようにすると良いでしょう。しかるべき賠償や修復工事を行なってくれるはずです。

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