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おいおい、塗ったばかりなのにサビてるし… 外壁なんでそうなるの!

   

外壁塗装をお願いしました。しばらく経ちました。ハイ、錆びが生じました。

外壁塗装を業者にお願いし塗りなおしてもらったばかりでも、こんなことがたまに起きます。どうして塗りなおしたばかりなのに、さっそく塗装面が錆びるという現象が起きるのでしょうか?それは単純に1つの理由です。つまり塗装の下処理が十分に行なわれなかったためです。

どうしてサビは生じるのか?

サビというのは鉄が酸化して酸化鉄になったものです。トタン壁やサイディングの結合部に金属が用いられているときその上に塗装を行なっても、十分な下処理が行なわれていないとサビが生じてしまいます。

下処理というのは塗装の専門用語で「ケレン」と呼ばれる作業です。これは金属面をディスクサンダーや金属ブラシ、サンドペーパーなどで研磨し、表面のサビやホコリ、さらに以前の塗装膜を取り除きます。通常このケレンという作業は表面をきれいに整えてしっかりと塗装が付着するようにあえて金属表面に傷をつけ表面に凹凸をつけることも含まれます。

そして塗装をすると鉄の部分にも満遍なく塗装が塗られ、塗装後の塗装膜が水分を鉄に寄せ付けず錆びることはありません。ところが鉄面の一部分の塗装が十分でなかったり、塗装面に亀裂が入るなどして、鉄の表面に水分が入るとどうなりますか?たちまちサビとして現れることになります。

サビが生じる意外な背景

塗りなおしてすぐのサビ発生というのは言語道断ですが、塗装業者から言わせると、実はそうならざるを得ない背景というものが存在します。ほとんどの塗装業者は技術不足ゆえに問題が発生するのではありません。費用と工期の関係で「ハショリ工事」を行なうのです。

例えばA社で120万かかると言っている塗装作業をB社が80万で行なうと言ったのであれば、B社に頼みたくなるかもしれません。しかしA社はケレン作業を手抜きせずに行ないますが、B社はすぐに目には見えないケレン作業は人件費を浮かすためにほとんど行ないません。これこそがサビが生じる背景です。

また依頼者の都合で「工期を短くしてほしい」と頼むなら、工期を短くするという依頼者の要望に答えるために、下作業を短めで終わらせます。結果ケレン作業が十分行なわれず、サビが生じるのです。家全体の外壁塗装を行なうのであれば2週間ほどの工期をとっておくのが確実です。

サビの発生と費用節約

ケレン作業をどれだけしたかによって、サビが発生するかどうかが決まるといっても過言ではありません。ケレン作業には1種~4種まであり、それぞれ値段が違います。ほとんどは上記で述べたケレン作業、つまり3種また4種ケレンとなりますが、さらに費用をかけるなら、金属表面にサビ防止材を添付することなどもできます。

綿密なケレン作業はお金が掛かる上、作業員も大変なので、通常は表面のサビを取る程度でしょう。およそ1㎡あたり500円~2000円くらいがケレン作業の相場です。塗装面ほほとんどが鉄部分の場合、ケレンの費用は節約しすぎないほうが塗ったばかりでサビが出てしまうという問題を避けやすいでしょう。良いケレン作業だと一件当たりケレン作業だけで20万円ほど掛かる場合もあります。

どんな時期にサビは発生しやすいか?

塗った後にすぐにサビが出るのは施行業者の施工法がほとんどの原因ですが、サビは出やすい時期とでにくい時期があります。よって塗装してすぐにサビが出る場合としばらくしてサビが発生するケースがあるでしょう。とくにサビが出やすいのは梅雨の時期です。やはりサビは雨が降って、水滴が鉄表面につくことによって酸化が発生します。時期が悪いと塗り直してもらったばかりなのにサビが発生するということになるでしょう。

サビが出てしまった場合どうすればいいのか?

ケレン作業が十分でなかったとしても、塗りなおしてすぐサビが出たというのであれば、やはり全面的に塗装業者に問題があるでしょう。1年以上問題がなく、その後サビが出たのであれば、ケレン作業にいくらかけたかによって補償が変わってきます。まずは塗装業者にしっかりとクレームをつけます。

激怒する必要はありませんが、毅然とした態度で、塗ったばかりなのに錆びていることを告げる必要があります。一部が錆びている場合は、他の部分も同じようなケレン作業しか行なわれていないので、すぐにサビが発生する可能性大でしょう。

工事をやり直してもらうなり、塗装料金を全部もしくは一部返金してもらうなどして、他の業者に塗装してもらうこともできます。

ですが建設業界全体の景気は潤ってはいないので、塗装業者はどうにか言い訳したり、最小限の補償しかしようとしません。その場合は「国民生活消費者センターに苦情をあげる」と述べてみたり、実際国民生活消費者センターに企業名を挙げて苦情を述べるのもいいでしょう。塗りなおしてすぐのサビはやはり施行業者に100%の責任があるからです。

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