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実は目の錯覚かも…色が違うじゃないか!と外装塗装で苦情を言う前に

   

外装塗装工事前に見せてもらった色と、実際に塗り始めたときの色が違う。

これはよくある現象です。どうしてそんなことがおきるのでしょうか?原因として、ほとんどの人がまず疑うのが、「業者が色の発注を誤まったのではないか」でしょう。確かにグリーンを選んでいたのに赤の塗装が塗られたというのであれば明らかに塗装業者の発注ミスです。

ですが、同じ系統の色でイメージしたものと違う色だったという場合、多くのケースは単に目の錯覚によるものです。どうしてですか?なぜなら塗装の色というのは、番号で管理されており、打ち合わせのときに選んだ塗装の色の番号は早々間違えるものではないからです。では色が違うと感じるのはなぜなのか?こうした問題を防ぐためにどうすればいいのか見てみましょう。

どうして色が違うと感じるのか?

多くの場合、光の関係で大きく色が違って見えます。家の中で色を選んだのであれば、太陽が当たる外で同じ色を見ると大抵色は薄く映ることでしょう。これは青は水色に見え、ベージュは白に見えてしまうということです。

良く太陽があたる外壁塗装独特の現象なので、この問題を防ぐためには事前に同じ条件で色の確認をしておく必要があります。さらに小さな面積に塗られたものは、大きな面積に塗られたものよりも色が濃く見えるという現象もあります。並べてみるとまったく同じ色なのですが、小さい標本に塗られた色は案外濃く見えるのです。

外壁は広いので、少し離れて全体を見ると、細かな色は映し出されません。さらに最近ではスマホやタブレットを使った色の確認もあります。実際に外壁塗装がされた家の写真をタブレットで見せて色を確認するという方法ですが、時々タブレットの保護シートに色があり、保護シート越しに見るとスクリーンに映し出される色が違って見える現象もあるようです。

ipadやiohoneではかなり正確に色が映し出されるのでこの心配はありません。さらに最近はパソコン上で塗装をした後のシュミレーション映像を見ることができます。塗装予定の家の写真を撮ってその外壁部分の色を彩色加工して仕上がり予想を見るのです。イメージを抱きやすいのは確かですが、パソコン上のシュミレーションはやはり実際の塗装の色とは違います。カラーシュミレーションはあくまで参考までに。実際の色の確認はやはり、本物の塗装で確認する必要があります。

当日起きうる特有の色の違和感-その原因

塗装の途中でお客さんが「これはまったく色が違う!」と言い出す主な原因に、塗装のために覆っているメッシュシートの影響があります。これは塗料が外部に飛ぶのを防ぐためで、メッシュシートの色は青だったり、グレーだったりします。このメッシュシート内で塗装を見るとちょっとどころではなく、まったく違った色に見えます。心配ならメッシュシートをめくって、直射日光の下ではどのように色が見えるのか確認するといいでしょう。

色が違うと感じないためには

まず事前の塗装の色選択のときにできることですが、家の中だけで色を確認するのではなく、実際に選んだ塗装を塗ってみたベニヤ板などを外壁環境に持っていって見るのが確実です。家の中とは若干違った感じで見えることでしょう。それでも見積もりの日が曇りで、塗装の日が晴れであればやはりイメージが若干異なるものです。

ベニヤに塗ったときと、サイディング材(一般的な外壁の素材)に塗ったときとではやはりイメージが若干違うことでしょう。続いて塗装の当日にできることですが、下地を塗って本塗りをするとき、目立たない一部だけ塗ってもらって実際の環境で塗料の色を確認することです。本塗りは通常2度行ないます。1度目の塗装をした後に色に違和感を感じるのであれば、2度目に塗るときに色を若干調整してもらうこともできます。

塗装の色選びどうする?

上記の日光の下、大きな面積では色が薄く見えるという傾向を踏まえて、色選びはイメージしているものより若干濃い色を選ぶと良いようです。ですが、家の塗装をする際、自分や家族の好みだけで選ぶのは禁物です。もしご近所にグレー系の色が多いのであれば、似た色を選ぶほうが良いでしょう。町全体の概観にあった家の配色にするのが無難です。さらに街の条例によってある程度色が指定されている場合もあるので注意しましょう。

対処策 もし希望と違う色を塗られてしまったら…

もしまったく希望とは違う色を塗られてしまったならどうしたらよいでしょうか?明らかに業者の塗装材発送ミスなのであれば、やり直しも可能でしょう。業者の問題ではないなら、色が予想と違うというのを早めに伝えましょう。

業者には「指摘」という形より「お願い」という形で伝えるほうがスムーズに進むようです。工事人はお客さんに満足してもらったほうが気持ちよく帰宅できます。1度塗りの段階で色変更をお願いできれば、2度塗りのときに多少調整できるので、お客さんも満足、工事人も満足です。早めのお願いをするなら塗料代も人件費も、最小限の損失で抑えることができます。

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