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イメージと違う!外壁塗装は塗りなおせるの?

   

家を見栄え良く、また保護してくれる外壁。塗り替えは少々出費がかさむものですが、同時に家の外見を一新できるワクワクするものでもあります。

では、もし塗った後で気に入らないところがあったら、どうしたらいいのでしょうか?塗装は一度塗り替えたら10年から15年はそのまま、ですから泣き寝入りはしたくありませんよね?

でも実は、やり直しは自腹を切らなければいけないケースが多いんです。それで、塗装を始める前に施行業者としっかり話し合いをすることが必須となります。では何を理解し、何を話し合う必要があるのでしょうか?まず、よくある問題をみてみましょう。

よくあるのはどんなケース?

思っていた色や質感と違った!というのはありがちなケースです。サンプルでは小さいサイズで見ていたので、建物全体に塗ってみたら、想像以上に色が濃かったとか、汚れが目立つ色だったなどです。でも依頼主都合の場合で、特に塗装が最終段階に入っていたり、完了している場合には、基本的に自費でやり直すことになるので覚えておきましょう。

一方で、業者の過失による問題が認められる場合もあります。たとえば、塗り忘れや塗りムラがあったり、コーキング剤がしっかり塗られていなかったり、数週間で塗装がはがれてきたさびが出てきたなどです。

この場合、きちんとした優良業者であれば無償でやり直しに応じてくれますが、どの段階でやり直しを求めるかで追加料金が発生する可能性もあります。後で詳しく述べますが、いずれにしても、問題に気づいたらすぐに業者に相談することが大切です。

よく知っておきたい塗装の流れ

 
だれが費用を負担するかに関わり無く、どの段階で塗りなおしを請求するかで、実際に発生する費用が変わってきます。たとえば、塗料だけの費用で済むのか、足場の組み直し費用がかかるかなど、状況によって変わってくるのです。どの段階でどんな作業が行なわれているかを知ることは、そうした費用の計算に役立つので簡単にご説明しましょう。

下塗りの前準備

外壁塗装に取りかかる前に、まず足場の組み立てをします。そして飛散防止シートを設置したら、今度は外壁を洗浄していきます。その後必要に応じて下地処理(下地調整)などが行なわれます。

もしその段階で色を選びなおすのであれば、業者によっては追加料金がかかりません。でも、すでに塗料を発注してしまっていて、他にその塗料を使用する当てがない場合には、新たに塗料代の支払いが請求される場合が多いようです。

下塗り後

たいてい外壁塗料は、下塗り剤と中塗り剤、上塗り剤の相性のいい組み合わせが決まっています。それで、下塗り剤を塗った後で塗料を変更することは、再度下地処理や下塗りなどの工程を踏まなくてはならない可能性もあるので、この段階で塗料の種類を変更するなら、その分の費用が自己負担となる場合があります。もし、色のみの変更の場合は上に述べたのと同じように、業者の考えと状況で追加の塗料代金のみの請求となるかもしれません。

中塗り後

これは先ほど述べたように、色のみの変更であれば塗料代の費用だけで済むかもしれません。ただ気をつけたいのは、塗料は乾きすぎてしまうと重ね塗りができないこともあるので、新たに指定した塗料がすぐには届かなかった場合(在庫切れなどの理由で)、中塗り塗料をもう一度塗る必要が生じると、その分の費用も発生します。

上塗り終了、足場あり

この場合、足場はまだ残っていますので、色変更であれば新たな塗料代と、本来無かったはずの工程が増えるので、その分の人件費が求められるでしょう。もし足場がレンタルされていた場合は足場のレンタル代が発生するかもしれません。また、塗料の種類によっては、たとえ同じ種類の塗料であっても上からは塗りなおすことができないものもあります。それで、やはり可能な限り早い段階で確認しましょう。

足場撤去後

この場合、塗料代だけでなく、足場の組み直しと撤去代、人件費が加算されるので、相当の出費が見込まれます。足場は組み立てにも解体にもそれぞれ一日程度かかりますから、これは「色が気にいらなかった~」と気軽に塗りなおしをお願いするような話ではなくなりますね。できるなら、この段階になる前に手を打ちたいものですね。

信頼できる業者選びと責任ある行動が必要

悪い業者の中には、サンプルで見せたものよりも質の劣る塗料を使って儲けようとする悪徳業者がいるようです。そのような人たちは、顧客がいくら「サンプルと色や質が違う」とか「色むらがある」と言ってもまったく取り合わないことがほとんどです。

それで、業者選びは慎重に、価格だけで決めるのではなく、評判をしっかり確かめて決めましょう。

また、顧客としてできることはきちんと果たす、という心構えも大切です。今回見てきたように、塗装には様々な工程があります。途中で塗り替えることが簡単ではないことが理解いただけたと思います。それで、施工前の業者との話し合いでは自分で納得のいくまで意見を出したり、質問しましょう。

サンプルが小さすぎて分かりにくいなら、大きめのものを準備してくれるよう頼んだり、自分のイメージをしっかり伝える努力を払いましょう。作業が始まったなら、自分の目で確認し、心配なことがあるなら早いうちに業者に伝えるなら、手遅れにならないうちに手を打てるかもしれません。10年、15年満足のいく家をデザインしましょう!

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