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外壁塗装選びは見た目だけじゃダメ!?

   

自分の家の“外壁”、注目したことはありますか?

実は普段気に留めていない外壁、我が家を雨や風、紫外線から守る、とっても大切な役割を果たしているんです。これからマイホームを考える方も、そして築10年を迎える方も、ここでどんな塗装が最適かこの時期に見直してみるのはいかがでしょうか?

知っておきたい塗料の種類

まず、外壁塗料には大きく分けて4種類あります。

アクリル塗料

 
アクリル塗料は透明性の高い合成樹脂で、素材の色をキレイに見せるという効果があります。ツヤが長持ちし、また、色もあせにくいという特徴があります。重ね塗りに適していて、耐水性にも優れていますし、価格の安さも魅力の一つです。ただ、残念ながら耐用年数が短く、4~7年で塗り替えが必要になるので、とりあえず色を変えたい、というような人にお勧めです。

ウレタン塗料

ポリウレタンが正式な名称で、アクリル塗料よりも耐久性に優れ、耐薬品性にも優れています。また、ツヤもあり、安定性や耐熱性もあり、価格も比較的安いことから塗り替えによく使われていましたが、シリコン塗料より汚れが付着しやすく、紫外線の影響も受けやすいということで、最近は少し下火になりつつあるようです。耐用年数は水性のもので8年程度、油性のもので12年程度となります。どのくらいの期間維持したいかか選ぶポイントとなるでしょう。

シリコン塗料

最近主流となっているのが、このシリコン樹脂塗料です。上に挙げたアクリルやウレタンと比べて汚れやひび割れに強く、耐候性にも優れています。また、ガラスに含まれるケイ素からできているので、紫外線や湿気にも強いという特徴があります。それで様々な土地で利用することができます。さらにツヤや手触りもいいということで、高価ではありますが、人気を呼んでいます。耐用年数は水性のものは10年、油性のもので14年ほどなので、コストパフォーマンスに優れていますね。環境への配慮で水性の方が人気だそうですが、耐候性については油性のほうが優れているそうです。

フッ素塗料

テフロン加工で知られるフッ素を塗料にしたものなので、現在の有機系塗料の中で一番耐候性、耐久性が優れているといわれています。ツヤを出すことも消すこともでき、デザインの好みに合わせられるのも特徴の一つです。耐熱性にも優れています。ただし、費用が高く、ひび割れに弱いという面もあります。耐用年数は16年程度で、とても長いので、長期間塗り替えたくない商業ビルなどに使われることが多いのですが、最近は一般住宅でも使われることが増えてきているようです。

塗料の硬さはどんな影響があるの?

塗料には上記のように、その主成分によって主に4つに分類されていますが、混合比や希釈剤、乾燥の仕方によって更に細かく分類されます。一般の塗料は硬性塗料または硬質塗料に分類され、厚塗りに適していて、硬い分、屋根の塗装などに向いています。

また混合したり薄めたりして硬さを調整しますが、硬すぎるとひびが入りやすくなったり、逆に強度が弱い、ということも起こりえます。

一方の弾性塗料ですが、弾性とは「物体に力を加えているときに生じた変形が、力を除くと元に戻る性質」のことで伸び縮みするイメージです。この弾性塗料はシリコンやフッ素塗料に硬化剤を加えて弾性機能を持たせ、普通の塗料の10倍の厚みがある塗膜をつくります。

地震やトラックの振動などでコンクリートなどの外壁下地にひび割れが起きたとしても、この伸び縮みのおかげで表面の塗膜にはひびが入らず、壁の機能を保つことができます。ただし、こうした弾性のある柔らかい塗料は下地がコンクリートやモルタルの場合に本領を発揮しますが、窒素系サイディングには向きません。なぜなら、却って熱がこもりやすくなったり、サイディングに使われるシーリングの劣化についていけないのです。それで。自分の家の壁の材質を考えて塗料の硬さ、弾力性を選びましょう。

弾性と硬質の中間のものを「微弾性」といいますが、これが一般住居の最近の主流となっています。硬性のものよりは粘度が高いので、下地の細かいひび割れ程度は埋めてくれますが、耐用年数は複層弾性塗料の10年には及びません。

外壁塗料の硬さや種類は維持期間と下地の材質に合わせて考えよう

こうして考えてきますと、外壁塗料選びのポイントは耐久性と耐用年数といえるかもしれません。

数年後に引っ越す予定があったり、また色を変えたいようなら安価なものでも十分でしょうし、逆に長く持たせたいならシリコンやフッ素塗料を選ぶほうがよいでしょう。下地がコンクリートやモルタルなら柔らかく弾性のある塗料が家を長持ちさせてくれます。こうした条件と自分の予算を照らして、最適な塗装を選びましょう。

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