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こんな場合は窓設置できない!見落としがちな7つのケース

   

家の構造は意外と複雑です。ここに窓をつけたいと思っていても専門家からすると絶対につけることができないというケースが存在します。家の構造を理解していれば、ここはリノベーションできて、ここはできないというのが分かってくるでしょう。今回は窓の取り付けができない7つケースを見ていきたいと思います。

筋交いがある

筋交い(すじかい)というのが取り付けたい窓のところにあると、その部分には窓を取り付けることはで来ません。これは一番多い、窓取り付けNGパターンです。

筋交いというのは簡単に言うと、壁の中に斜めに入っている補強材です。通常、柱はタテやヨコに木材が入っているだけなのですが、地震対策で家全体が平行四辺形に歪んでしまうことがないように柱と柱の間に「/」や「X」の筋交いが入ります。この筋交いは家の強度を保つ上でかなり重要な木材ですので、決して取り除いたり一部を切り取ってしまうことができません。

窓をつけたい部分の壁に筋交いが現れたらあきらめて、筋交いが入っていない箇所に窓を取り付けましょう。

分電盤の近くである

分電盤というのは電気のブレーカーが入っているBOXのことです。その近くの壁の部分にはたくさんの電線が集中しています。当然それらの電線すべてを動かすことは不可能なので、窓の取り付けをあきらめることになります。しかしすべての電気配線が分電盤から上や下に配線されている場合は、配線されていない側の壁には窓を取り付けることは可能です。

分電盤の近くではあっても、窓を取り付けたい場所の電線が1,2本程度なら、別途電気屋に工事をしてもらえば窓の取り付けは可能となります。窓枠に当たらないように電気の配線をやり替えてもらうだけでよいでしょう。

太い電線がある

電信柱などから電気は送り込まれて、分電盤までの間には少し太めの電線が配線されています。これは家の電気の基となる電源線となります。料金が高いので、普通長さの余裕は取られていません。さらにこれらの電線は電力会社に属するもので、勝手に電力線張替え工事を行なうことはできません。当然窓を取り付けたい場所に太い電線があるなら設置をあきらめることになります。電線引き込み部付近に窓を取り付けたい場合は注意しておきましょう。

エアコンの配管がある

これはどうにかなる問題ではありますが、エアコンの配管の線を屋外に這わせている箇所には、通常窓は取り付けられません。もちろんエアコン配線をやりなせば可能ではありますが、できれば他の配管と競合しない場所に窓を取り付けるように勧められます。

窓が開けるスペースがない

窓というのは横開き、外開き、内開きといろいろなタイプのものがあります。通常の横開きの窓の場合は問題ありませんが、外開きの場合は窓の外側に、内開きの場合は窓の内側に障害物がないことが取り付けられる条件となります。天窓をつける場合に特に必要な要素で、窓を上部に開けたときに何にも当たらない状態か確認する必要があるでしょう。

賃貸物件である

これは書く必要のない点かもしれませんが、時々起きうる問題です。「うちに窓を取り付けてほしい」という依頼の元、サッシ屋が家を訪問すると、そこは借家だったということがあります。もちろん大家さんの了解の下に行なう場合は問題ありませんが、時々借家でも自由に改装してもよいと思っている人もいるので知っておきましょう。自分の家でないかぎり窓を取り付けるという大きなリノベーションを行なうことはできません。

費用の問題

最後に取り上げるのは費用の問題です。窓の設置は安くできると思い込んでいる場合があります。ネットを見るとサッシとガラスで3万円程度なので、工事費を含めても5万円程度だろうと思っているのです。

ですが実際の見積もりを出すと、50万円と言われるケースもあるでしょう。足場の費用や既存の壁を壊すことに伴う廃材処理費用などが一般の家の方にはまったく分からないのです。家の外壁に窓を取り付ける場合は、それなりに大きな工事となる場合も多く、10万円を超えることがほとんどです。

費用の面で家族の反対にあうならば窓の設置ができない場合だとあきらめる必要があるでしょう。

意外と簡単ではない窓の設置

こうやって見ていくと意外と窓の設置ができないケースが多いのが分かるでしょう。家をリノベーションするのはとっても楽しいのですが、家の設計を知れば知るほど、できるリノベーションとできないリノベーションがあることが分かってくるのです。

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