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壁の撤去を業者にしてもらったときの相場。ケースバイケースでこんなに違う

   


小さいころから一緒に住んでいた子どもが就職して巣立っていきます。親としては悲しくも嬉しくもあるでしょう。

子どもが巣立つとある1つのコトが可能になります。そう、今まで使っていた子ども部屋を他の用途に有効活用できるのです。有効活用の1つの方法は壁を撤去してしまうことです。もちろん建築設計上、家の強さを保つために簡単に壁を撤去できない場合もありますが、大きな壁でないかぎり、通常、壁を撤去してしまっても問題ありません。

壁を撤去して、家をリノベーションするのには、いったいいくらかかるのでしょうか?壁撤去の相場を知っておくのは助けになるでしょう。

大工工事だけで済ませる場合

部屋と部屋の間にある壁を単に取り除くだけというのであれば以外と簡単です。日本の住宅の場合の壁の構造は、木材で間仕切りを作り、そこに石膏ボードやベニヤ材を張り付けているというような壁がほとんどです。このような単に木材による間仕切りで仕切っている壁は、その木材を取り外すだけの作業なので、きれいに取り外すことができます。

これらの撤去費用は、大工の手間賃、廃材の処理費など合わせて、安ければわずか3万円、高くても8万円ほどで終わってしまいます。費用に幅があるのは、それぞれの土地で大工の費用や廃材処理費用が異なるためです。

3~8万という価格はあくまで、壁の撤去のみの価格です。もちろん壁を取り外したら、もともと壁があった部分の天井・壁・床部分は下地材がもろ出しになっていることでしょう。それらの処理はカーペットを敷くなり、ペンキを塗るなりして自分で処理するというのであれば、本当に10万円も掛からずに壁を撤去し、大きな部屋をを作ることは可能です。

でも壁を撤去すると2つの異なる部屋が1つになり、その2つの部屋を調和させるのは素人では簡単にできません。天井・壁・床部分のつなぎ目も調和よく処理するにはどれくらいの費用が掛かるでしょうか?

内装工事も必要な場合


壁の撤去そのものは大工の仕事となります。しかしむき出しになった下地材の処理は内装屋の仕事となるでしょう。これは壁を撤去する以上のお金がかかってしまいます。

なぜでしょう?壁の撤去にはもともとあった壁を撤去して持ち出すだけなので、材料費がいりませんが、2つの異なる部屋を1つに調和させるには、新しくクロスを張りなおすとか、同じ色のペンキを塗りなおすなどの、新しい材料が必要となる工事になるためです。しかも調和させるには、2つの部屋の内装をやり替えることとなります。

内装の費用として25~35万円ほど見込んでおく必要があるでしょう。

電気工事の伴う場合


日本家屋の場合、壁には通常スイッチなり、コンセントなりの電気配線がなされているものです。もしも撤去したい壁にこれら電気配線がなされているなば、電気工事の費用も加算させなければなりません。

大工や内装は技術さえあれば誰でもできる仕事ですが、電気工事は国家資格である電気工事士でないと行なえないので、それなりに費用が掛かってしまいます。電線をコンセントやスイッチから引き抜くことをせずに、電線の場所を動かすだけなら資格がない人がしても問題ありません。

電気工事を電気屋に頼んだ場合ですが壁の撤去後も、もともと合ったコンセントをもう使わないというのであれば簡単です。もともとあった電線に漏電しないような絶縁処理がなされて、その電線を天井裏などに入れておくだけだからです。費用としては3~10万円くらいでしょう。

しかし撤去したい壁に部屋のスイッチがある場合は、取り外すことになったスイッチを別のところにつけなおす必要があるので厄介です。新しくどこか既存の壁にスイッチを移行させる工事が必要になります。これは10~15万ほどの費用が掛かるでしょう。

つまり撤去したい壁にコンセントとスイッチがあったならば電気工事費用として15~25万円ほど見込む必要があるということです。

壁撤去の合計費用は?

では壁を撤去したいという場合、合計いくら掛かるという計算になりますか?

  • 大工費用 3~8万円
  • 内装費用 25~35万円
  • 電気工事費用 10~25万円

つまり全合計で70万円ほどの費用が掛かることがあるというわけです。もし70万円かけること覚悟があるなら、すべてのリノベーションを専門家に頼んで、理想の部屋作りができるでしょう。

節約するか?徹底的に行なうか?

こうしたリノベーション工事の費用を聞くと、おサイフ状況に合わせてまずは壁の撤去、お金ができたときに、内装や電気工事を徐々にしていきたいという人もいるかもしれません。しかしこれらのリノベーションは、少しずつせずに一定期間に一気にやってしまったほうが安くつきます。なぜなら、後でまた内装や電気工事をするなどとなると、部屋に違和感があるだけでなく、二度手間になるので、人件費もかさむからです。壁を撤去と内装をしたいのであれば、できれば一気にやってしまいましょう。

節約のために自分で壁撤去や内装を行なうのはどうでしょうか?壁撤去は大工の心得があるなら自分でしてもいいでしょう。しかし内装や電気工事は特殊技術が必要です。失敗した時の影響も大きいので、やはり内装や電気の専門家に頼んでしまったほうが賢明です。

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