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家を建てるときに聞かれるフローリングは無垢と複合どちらにしますか?それぞれのメリットとデメリットに迫る

   

フローリングは日本で人気NO1床材です。自然な雰囲気が漂うだけでなく、和室の家にも洋室の家にもマッチします。その上、他の床材と比べて料金が安価です。
家を建てるときに

「家の床はフローリングにしたいなぁ」

と思って工務店に伝えると、必ず聞かれる質問があります。

「フローリングは無垢にしますか?複合にしますか?」

どういう意味があるのでしょうか?無垢と複合、それぞれの特徴とメリット・デメリットを掴んで、適材適所のフローリングを選びましょう。

まずはフローリングという言葉そのものの意味から整理していきたいと思います。

フローリングとは

フローリングというのは、床を覆うための木質素材のこと、またはその床そのものを指します。フローリングの種類は大きく分けて、「無垢」「複合」がありますが、それは後で詳しく論じましょう。

フローリングは木目が特徴ではありますが、木の種類を変えることによってホワイト系にしたり、ダーク系にしたりバリエーションを楽しむこともできます。床材としては比較的安価ですが、表面に大きな傷などが付くと補修が簡単にはできず、削るか張替えとなります。

フローリングは昭和40年くらいから使われ始めましたが、最初は水を染み込んで痛んでしまったり、腐ったりすることがありました。今のフローリングはコーティング機能が優れているために、耐久性があります。

では無垢と複合というフローリング材の違いを確認しましょう。

無垢フローリングとは

別名「単層フローリング」とも呼ばれています。簡単に言うと一枚板のフローリング材で、ボンドの接着などが一切されていないためにきわめて自然にやさしいのが特徴です。

同じ名前の椋(ムク)の木を使うものもあれば、広葉樹であるを使うこともあります。他にもパイン・ナラ・サクラの木が使われることもあり、どんな木でも一枚板である場合は無垢フローリングと言われます。

特徴は加工されていない木材であるために「これは本物だ」という風格があることです。

完全な木の家を作りたいという人は必ずこの無垢フローリングを採用します。

無垢フローリングのメリットとデメリット

無垢フローリングのメリットから論じましょう。ボンドなどの接着剤を一切使用しないために、化学物質による健康被害を心配する必要がありません。

さらに木材に厚みがあるため木そのものが持っている調湿作用により、部屋の湿度調整が自然と行われるという優れた特徴もあります。

天然の木には独特の香りがあります。この木のにおいがたまらないので無垢材を選択する人もいるでしょう。

最後のメリットはソリと色のばらつきです。天然の木なので年数経過でソリが出ます。同じ木でも色が違うので、フローリングの色がどうしても揃わないのです。

これはデメリットでもあるのですが、木が大好きな人にとっては、フローリング材にソリが出ること、フローリングがばらつきがでることこそが、味わいであり、本物のしるしなのでメリットと捕らえます。

続いてデメリットですが、最大のデメリットは値段が高いことでしょう。通常工務店は無垢フローリングを扱っておらず、お客さんの希望があったときのみ、取り寄せて施工します。注文住宅でそれなりの余分の費用を払う気持ちがないと無垢フローリングを採用できません。もちろん傷などが付いてしまい張替えが必要なときの費用も高くついてしまいます。

ですが、無垢フローリングならではの表面を削って修復したり、熱を加えて木を膨らませて修復するメンテナンス方法が採用できるという面白いメリットもあります。

複合フローリングのメリットとデメリット

複合フローリングというのは合板の表面に0,5mm~1mmの本物の木を貼り付けたものです。高級な複合フローリングは本物の木が2~3mmというものもあります。これらはボンドで貼り付けてつくられるために、無垢フローリングのような自然感はありません。

ですが、ある程度木目の自然感が味わえます。最大のメリットであり特徴は、広く普及し大量生産ができるゆえの価格の安さで、それなりの高級感を安価に出すことができます。

現在市場に出回っているフローリング材のうちの9割以上は複合フローリングです。

他のメリットとして色が一定に揃うことがあります。色のバリエーションも豊富で、好みの雰囲気に仕上げることができます。

ただし複合フローリングの製作のときに、接着ボンドという人工的なものを使用するので、健康への影響を少しは心配しないといけません。

フローリングのメリットを最大限に生かした部屋作りを

フローリングは丈夫であり、ダニなどの虫を寄せ付けません。アレルギーが出やすい人には適した床材でしょう。

さらにフローリングの上に絨毯をひくなどして洋風にアレンジしたいという場合も簡単にできます。

その上費用も比較的安く、お手入れも簡単なのです。

ある程度の予算内で家を建てようというので、とりあえずは床はフローリングにしておけば後々大きな後悔をすることはないでしょう。

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