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天井のリフォームには湿式工法と乾式方法がある・その違いって何?

   

湿式工法と乾式工法を理解しよう

天井リフォームを検討しているのであれば、業者にお願いすることになるでしょう。

この際、どのような天井材にするかによって工法の変わってくる可能性があります。天井リフォームをする際に行われる工法として、湿式工法と乾式工法の2種類があります。

湿式工法とは、壁材に水を混ぜて現地で作成する工法です。水を混ぜて作るので湿気など気候条件などで左右されます。もし湿度の高い状態・雨の続くような時期に工事をすると、工期が長くなります。

湿式工法の場合、現場で作業するので手間暇をかける必要があります。しかし調合などの調整がいろいろとできるので、自分の希望する質感を出すことが可能です。

乾式工法とは、パネルや合板をはじめとして工場ですでに生産されているものを取り付ける工法をさします。すでに出来上がっているものを取り付けるので、作業がシンプルです。しかも湿式工法のように乾かす時間が必要にならないので、工期を短縮できます。

乾式工法が増加中

天井のリフォームに限らず、住宅の建築・リフォームする際には乾式工法が主流になりつつあります。乾式工法が人気の理由は、工期が短縮できるところです。工期を短縮できるのは業者としても効率的に受注できるメリットがあります。またリフォームをお願いする側にとっても、見知らぬ人が家の中で作業する期間が短くなるので精神的なストレスを感じずに済むのが魅力です。

また乾式工法の場合、工場で生産された商品をそのまま使えます。品質管理をしやすいというメリットも、乾式工法が主流になっている理由の一つです。

湿式工法の場合、天井の仕上がり具合がその工事を担当した職人によって大きく左右されます。職人に十分な経験がない・腕がない場合には、仕上がりが納得のいかないものとなるでしょう。ですからどこに依頼するか、職人の技量の見極めが重要になります。

一方乾式工法の場合、マニュアル通りに施工ができれば、職人の腕・経験に関係なく一定の出来栄えに仕上げられます。当たり外れが少ないという部分で、施主にとっても気軽に業者に依頼できるというメリットがあります。

このような事情もあって、湿式工法よりも乾式工法の方が天井リフォームでは主流になりつつあります。実際20年位前と比較すると、湿式工法のできる左官職人の数は減少傾向にあるといわれています。

乾式工法で使われる天井材

湿式工法と乾式工法では、対応している天井材が異なります。どの天井材を使用するかによっても工法が変わってきます。乾式工法の場合、以下の3つの天井材が主力です。

まずはクロスです。現在の日本家屋では広く使われている天井材です。壁に貼るクロスと同じで、ビニールクロスが主流です。しかしそのほかにも、布クロスや紙クロス、無機質クロスなどもあります。

クロスの魅力はバリエーションの豊富さにあります。色やデザインはもちろんのこと、防汚性や防カビ、消臭、吸湿性のような機能性に富んだクロスも登場しています。部屋に合わせたクロスを選べるでしょう。

2つ目は木工です。板張りといったほうがイメージも付きやすいかもしれません。和室の天井ではしばしば使われます。無垢材を使用するほかにも合板を貼り付ける方式も見られます。

最後の種類として、石膏ボードがあります。文字通り石膏を主成分としたボードのことで、高層ビルなどで広く使われています。防火性や耐火性、断熱性、遮音性に優れているのがメリットです。

湿式工法で使われる天井材とは

以下の2種類の天井材を用いる場合には、湿式工法によってリフォームする形になるでしょう。職人の腕によって出来栄えが左右されますので、業者をどこにするかは慎重に比較したほうがいいでしょう。

まずは漆喰が挙げられます。消石灰を主原料にした天井材で、これに砂や糊を混ぜ合わせることで使用します。天井に漆喰を塗りつける場合には、左官職人がコテを使って作業します。防カビや吸湿性、放湿性、防火性に優れていて快適な生活ができるでしょう。

漆喰のいいところは、オリジナルの質感を出しやすいところです。例えば塗り残しを残すことで、独特の味を出すことが可能です。職人さんによっては、藁を漆喰の中に混ぜることで質感を出すケースもあります。

もう一つの湿式工法の用いられる天井材としてモルタルがあります。モルタルはセメントや石灰と砂を混ぜ合わせたものをさします。このモルタルを現場で水と混ぜ合わせて練ったものを天井に塗っていきます。こちらも公示方式は漆喰と一緒で、左官職人がコテを使って塗っていきます。

無機質な素材なので、普通に塗ってしまうと仕上がりに不満を感じるかもしれません。しかし例えば上から塗装を吹き付けるなどの工夫をすれば、オリジナルのデザインや色合いに仕上げることも可能です。

このようにどの天井材を使うかによって、工法も変わってきます。どのような天井にしたいか希望を具体的に決めておけば、どの天井材を用いるべきか、工法をどうすればいいかも決まってくるでしょう。

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