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壁のリフォームをしたい!塗り壁とクロスどちらがいいの?

   

塗り壁の長所は天然・自然素材にあり
壁のリフォームをするにあたって、大きく分けて塗り壁にするかクロスを貼り付けるかの2種類のスタイルがあります。塗り壁の場合、珪藻土やホタテ貝、石灰のような天然由来の物質を使っています。

化学物質は一切含まれていません。この自然素材を使っているのが塗り壁にする大きなメリットです。自然素材の壁なので、壁そのものが息をしているような感じです。

このためクロス壁と比較すると、多機能性があります。

具体的には湿度のコントロールやカビ・ダニ発生の抑制、消臭性、耐火性、断熱性などの効果が含まれます。

クロス壁の場合、機械的に製造された壁紙を使って施工します。このため、どの壁でも同じようなレベルの仕上がりになります。しかしその分、どことなく味気ない仕上がりに感じる人もいるでしょう。

塗り壁の場合、左官職人が手作業で仕上げていきます。よって、壁の模様などの仕上がりはオンリーワンのものとなります。自分の住宅らしく、ほかにはないような壁にしたいと思っているのであれば、塗り壁を選択するのも一考です。

作業のかかる塗り壁

塗り壁の場合、クロス壁と比較するといろいろな手間がかかります。まずは壁を塗る前にいろいろな準備をしなければなりません。

まずリフォームする部屋の中に入っている家財道具を移動します。そして床やほかの建具に塗り壁の材質が付着しないようにビニールなどを使って養生します。

そして古くなった壁、もしくはクロスをはがします。古壁の下地を調整するために下塗り剤を塗布していきます。下地の悪い箇所があれば修正をして、そのうえで最終的な塗り壁作業に移ります。壁紙を貼るのと比較すると、作業工程はどうしても長くなります。

ですからクロス壁と比較すると、工期は長くなります。当面リフォームをする部屋は利用できなくなりますので、その部分はあらかじめ頭に入れておきましょう。

またいろいろな作業を行う必要があるので、クロス壁と比較すると費用はかさみます。住宅・部屋によって塗り壁の費用は変わってきます。しかし一般的な目安とされているのが、6畳の部屋の壁を塗り壁にすると6万5000円程度かかります。

もし係争壁を用いた場合、7万円は少なくてもかかると思ったほうがいいです。ちなみにクロス壁と比較すると、だいたい2~3倍の費用は掛かると思ったほうがいいです。

値段はクロス壁と比較すると割高です。ただしメンテナンスをしっかり行えば、塗り壁は基本的に長持ちします。よって長期的なスパンで考えると、コスパに優れた壁材ともいえます。

ただしメンテナンスフリーというわけではないです。長年使い続けると塗り壁の表面のひび割れや剥がれの生じる可能性があります。そのほか喫煙する人の場合、ヤニによって塗り壁の表面が変色してしまう場合もあり得ます。手で触った時塗り壁の材料がパラパラとはがれてしまう、壁が変色している場合には塗り替えをした方がいいでしょう。

手軽に利用できるクロス壁

壁紙を壁に貼り付けるクロス壁の場合、塗り壁と比較すると工事期間を短くできるのは大きなメリットです。クロス壁のリフォームの場合、古くなったクロスをはがし、下地の調整をして新しいクロスを貼るのが一般的な工程です。

クロス壁の張り替えをした場合、一般的な4LDKの住居と仮定するとだいたい1~2週間程度が工期と思いましょう。

一方塗り壁を同じような間取りの物件でリフォームした場合、1か月程度かかる可能性が高いです。塗り壁の素材によっては、乾燥のための一定の期間が必要なケースも出てきます。そうなるとさらに工期は伸びる可能性があります。

手早く壁を新調したいと思っているのであれば、クロス壁を選択するといいでしょう。養生などの必要もないので、工事中でも部屋に出入りできる場合もあります。

また工期が短く手軽に行えるので、クロス壁の場合塗り壁と比較すると費用が掛からないのもメリットといえます。6畳の部屋の壁をリフォームした場合、壁紙の種類によって若干異なりますが、だいたい3~5万円が相場とされています。同じスペースを塗り壁でリフォームした場合と比較すると費用は半分程度、場合によっては1/3程度に費用を抑えることも可能です。

クロス壁は日本の一般的な家屋では、かなり一般的です。その関係もあって、壁紙のバリエーションが豊富です。特に日本の家屋でよく使われているビニールクロスの場合、かなり多種多様な壁紙が販売されています。国内製で自分のイメージに合うものがなければ、海外から壁紙を取り寄せることも可能です。ですから自分のイメージ通りの壁紙が見つかるでしょう。

ビニールクロスの場合機能性が劣る

日本のクロス壁で一般的に使われているビニールクロスの場合、低コストで手軽にリフォーム依頼できます。

しかしシックハウスの原因となる可能性があります。発がん性があるといわれる塩化ビニールモノマーやホルムアルデヒドという有害性の物質の出てくる恐れがあります。

またクロス壁の場合、ビニールをはじめとして人工的な成分を原料にしているものが多いです。そうなると通気性や調湿性は天然素材である塗り壁のようにはありません。よってメンテナンスを油断すると、カビやダニが発生しやすくなります。健康面のリスクを排除したければ、クロス壁ではなく塗り壁を選択したほうがいいでしょう。

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